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日本で利用されているジスロマック、ビブラマイシン

人体というものはさまざまな防御機能がはたらいて、外界からの病原菌などの侵入を阻止しているものです。
体調不良やストレスなどが積み重なって、免疫力が極端に低下してしまうと、病原菌の侵入をたやすく許してしまうこともあります。
このような状態になると、病原菌は体内で自己のDNAをコピーして盛んに増殖し、血液を通じて体内のあらゆる部分に拡散してしまいますので、できるだけすみやかに増殖を止めなければなりません。

そこで、こうした感染症が発生した場合には、患者に抗生物質などの病原菌に対抗できる医薬品を投与するのが一般的となっています。
抗生物質は、もとは青カビの成分を抽出したペニシリンだけでしたが、いまではそれ以外の構造をもつ抗生物質がみつかっており、医薬品として製品化されています。

日本国内で比較的多く使われている抗生物質として、たとえばジスロマックが挙げられます。
このジスロマックは、ブドウ球菌、溶連菌、連鎖球菌、淋菌、マイコプラズマ、クラミジアなどの病原菌に対して効果があります。
たとえば咽頭炎、喉頭炎、副鼻腔炎、肺炎、気管支炎といった上半身の症状にも、また尿道炎や子宮頚管炎といった下半身の症状にも有効で、幅広い使われ方がなされています。

ただし、現在では特定の抗生物質を投与しても効き目がない、いゆる耐性菌とよばれるものが発生しており、ジスロマックについても例外ではありません。
そのため、トラサイクリン系とよばれる種類に属している抗生物質のビブラマイシンのように、別の種類の抗生物質を患者に投与することによってジスロマックなどの抗生物質への耐性菌をおさえこむという工夫もされています。

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